地域に暮らし、地球に生きる。
原域に暮らす生活者の感性を、何よりも大切にしています。

街は、自然が織りなす風土と、ゆっくりと重ねられた歴史によって固有の文化と風景を育みます。その街に人々は生まれ、育ち、社会の仕組みの中で日々の生活を営んでいます。
ここ数年、社会の変化に伴って、経済優先、合理性や効率主義を第一とするこれまでの考え方に代わり、潤いや安らぎに包まれた、生活優先の思想に目が向けられるようになりました。
それは、私たち生活者の願いであるとともに、これからの社会全体のテーマであり、日本の、そして地球全体のテーマともいえます。
生活者のために、快適な環境を街ぐるみで実現していく。今こそそんな視点を持って、街をもう一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
街に生活する人々の為に、快適な環境を実現していく事こそ原点としての地域熊谷で建築業を営む私達の最大のテーマと認識します。
建築というハードと、生活や文化というソフトのより良い調和を追求し、時代の感性をダイナミックに取り入れながら、力強く情報を発信する街、 そんな魅力的な街づくりを、誠意をもって担っていきたい、と私たちは考えます。

ひとつひとつの建物が、豊かな街をつくります。
だからこそ、建築には一切の妥協が許されません。

街は、固有の風景を持ち、建物や人によって独特の表情や地域の文化を形づくっています。
そして、ひとつひとつの建築は、街に暮らす人の生活や習慣そのものに深く関わり続けます。
だから、その意味で建築の果たす役割は、複雑で多大なものといえるでしょう。
私たちの仕事は、ひとつの空間をつくることだけで終わる事は決してありません。常に、街との関係、生活者の歴史とライフスタイル、機能と美の調和、ボリュームとコストなど、さまざまな視点から、より良い答えを求めて真剣に取り組みます。
だからこそ、「システムオーガナイザー」としての発想が必要になってくるのです。
たとえ小さな仕事でも、地域全体の視点からとらえ、妥協せず丁寧に取り組む。必要な知識と技術を貪欲に取り込み、積極的に活かしていく。地域の主役である生活者との対話を基盤に、ひとつひとつの仕事を誠実に積み上げて行く。
これらのことは、プロフェッショナルとしてごくあたり前のことなのですが、実は非常に難しいことでもあります。
しかし、豊かな街、豊かな地域社会を築いていくためには、これ以上確かで望ましい方法はない、と私たちは信じています。
人と建物、街と建築の深い関係を見据えながら、熱意を持って、これからの街づくりにふさわしい、清新な建築を創造していきたいと考えます。

建築という仕事の質を決定するもの。
それは人の質、人と人との関係の質だと考えます。

人々の生活する街や建築をつくっていくのもまた、人に他なりません。
このあたり前の事実関係を正しく認識するからこそ、私たちはヒューマンネットワークにこだわり続けています。
高品位な建築を生み出すために、地域の特性を深く知り、時代の変化に機敏に反応しニーズに応え、新技術導入を心がけながら伝統技術も正しく継承する。
そのための質の高い情報を獲得できるかどうかは、結局、建築に携わる私たちをとり囲む「人の質」そして「人と人との関係の質」で決定してしまうと考えます。
その「質」は、いくら高くても高すぎるということはありません。未来を担う多様な才能を積極的に育て、高い技術力を持ち続けることはもちろん、組織を超えた人と人との対話を重視し、お互いを補完し高め合う密接な関係を結んでいく。
こうして、質の高いネットワークを持ち続けることこそが、質の高い仕事を獲得する一番の道であり、そしてその拡がりを活かすことができるとき初めて、豊かな街づくりへの貢献が可能になると、私たちは確信しています。

社長挨拶

大正12年、宮大工をしていた曽祖父鹿之輔が創業した弊社は、四つの元号を超え、祖父芳雄、父芳文と只ひたすらに「建築を通し地域貢献をする」一念でその時々のニーズに呼応し歩んで参りました。
住宅から商業施設、公共施設まで、建築物はお施主様のものでありながら、地域の景色を構成する街の財産であると考えます。そんな付加価値を提供できる建設業を永く生業として来られた事に深い感謝と強い責任を感じております。

建築は竣工までに実に多くの人間が関わります。お施主様の大きな思い、その思いをデザインする設計士、デザインされたその思いを現実にする数多の専門工事を担当する職人達、そして安全に作業工程を管理する現場員。そしてその全ての妥協を排した人間関係が組み上がって初めてお施主様の大きな思いは現実の形になるのです。これからも常に変化する時代のニーズと発展し続ける技術を絶え間なく吸収し、蓄積された膨大なストックと共に常に最善を提供できるよう努めて参ります。

社是「技術の調和、組織の対話、清新の創造」を胸に。

代表取締役社長

ARBOX

アルボックスの組織について

本来住宅は、その地域の風土、歴史、文化の特性を、生活の中に内在して建築化させるものです。各地方の民家の持つ美しさは、その地域に密着することで際立ちます。
アルボックスの住宅は、新しいライフスタイルを求めることで漂白された地域性を、職人の腕・職人の心を活かすことで、確かに蓄積・沈殿されたこの地域の歴史性、技術を還元伝承したいと考えています。
このような発想で組織されたアルボックスは、従来通りの元請、下請というピラミッド型を排して、サークル、円環型構造を持つ組織体です。 設計者、管理技術者と各職人が同列に位置することで、自分の責任を明確にし、その責任を完遂すると同時にお互いをサポートし合うという、情の構造が生まれるのです。 原則として一業種一職人、私たちはこの職人集団を、アルボックスの核(コア)と呼んでいます。異職種交流を通してお互い技術の研鑽と尊重を重ね、より良い住宅を創造するための確かなノウハウを獲得しています。